
「せんせいの むち」の
えほんより
文
藤井 まさみ
絵
田木 宗太
発 行 所
鈴 木 出 版
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せんせいのむち
「まて、この おろかものが。」
きゅうに おおごえが して、おうさまの うでを ぐっと にぎった ものが ありました。
それは まえの おうさまでした。
「そのとき、せんせいから なぐられなかったら、もっと つまらない にんげんに
なってしまっていたに ちがいない。
それを うらみに おもうとは もってのほかだ。」
まえの おうさまは そう いって おうさまを さとしました。

「せんせいの むち」のえほんより
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